ハレより日常
18年前の今日、11歳離れた弟が生まれた
今でもはっきり覚えている
「小鳥は産まれて初めて目にするものを母親と思う」
ということをどこかで聞いた私は
病院のベッドの上で
小さなおさるさんのような幾太郎が目を開けるのを見計らって
何度も何度もこっそり
「お母さんよー」
と教え込んでいた
・・・アホな私の微笑ましい思い出
そんな幾太郎も
この春、高校を卒業した
いつのまにか背も私を追い越して
ひげなんて生えちゃって
車で送ってくれたりする
それでも、私にとっては幼きころと何ら変わらなく感じてしまう
先日、実家に帰った時
飛行機の中でたまたまマーケティングに関する本を読んでいた
多メディア化による変化として若者の意識・態度の変化をリサーチしたものだった
その中で興味深かったこと
「自分尺度」
欲しいものがあっても無理をしてまでも手に入れたくない。
常に背伸びをせず、自然体であることが一番。
自然体志向。
ようするに「ハレよりも日常」なのである
確かに、幾太郎を見ているとその通りなのだ
4人兄弟の中で私を含めた上3人の思考と幾太郎の思考はちょっと違う
性格的な違いなのだろうと思っていたが、それは時代の違いだったのだ
価値観は世間からではなく、自分を通して生まれる
私たちのマジョリティはもはやマイノリティとなっている
あたりまえはあたりまえでなくなったんだ
それは進化だと思う
ステキなことじゃないかと思う
うらやましい気もする
なんだかいつもより
幾太郎が大きく見えた
これから、ある意味大変な時代になるんだろう
だけど、時代と共に人間も変化している
情報化社会が創り出した変化ではあるのだろうけど
その変化は人間にとって必要な免疫として誕生したのかもしれない
家族や友だちに対する思いやりとか
地に足がついた物事の捉え方とか
きっと、それは強い力になる
「平成生まれ恐るべし」だ
18年前、生まれたばかりのひな鳥だった幾太郎は
いつのまにかずいぶん高く飛ぶようになっていたみたい
ちょうど私が18歳の頃、恩師からもらった言葉を思い出した
高く飛べ
強く飛べ
まっすぐ飛べ
いつでも、応援してるからね。
HAPPY HAPPY BIRTHDAY !!!
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